【言葉を食べる】“歯切れ”齿间的爽脆
簡単べったら漬け
歯切れ 食べ物を歯でかみ切る時のぐあい(新明解国語辞典から)
用牙齿咬嚼食物时的情形(出自新明解国语辞典)
歯とは何か。<鳥を除く 脊椎動物の口の中に上下に並んで生えている骨のような物。食物をかみ砕き、また発音を助ける>と“新解さん”は定義する。大事な器官だけに、歯による日本語の表現領域は広い。
牙齿是什么呢?“新解桑”对其的定义是:“除鸟类外,长在所有脊椎动物口中、上下排列,类似骨头的东西。用来嚼碎食物,同时帮助发音。”因为牙齿是十分重要的器官,所以它在日语中的表现范围很广。
咬牙切齿。(睡觉时)磨牙。嚼劲。令人焦躁不安。咬不动、棘手,难以应付。咬紧牙关、坚持到底。直言不讳、直接了当。倒牙,阿谀奉承令人不舒服……这些词组,无论哪一个都是通过牙齿来表达人类的情感和心理状态。「歯切れ」也是其中之一。
上に掲げた新解さんの語釈〈1〉はそっけないが、〈2〉として<発音の明瞭・不明瞭の別、区切り方の間の取りぐあい〔処理のしかたや対応のしかたがすっきりしていて、相手に快感を与える意にも用いられる〕>とある。用例は「―のいい口調/―の悪い〔=趣旨のはっきりしない〕返事」。
上面提到的解释是新解桑对这个词的第一条释义,显得很平淡。而第二条释义指:发音的清晰程度、停顿的间隔长短(也用来形容处理、应对方式简洁麻利,让对方感到痛快、舒畅。)举例:口齿清楚/口齿不清(重点不突出)的回答。
確かに「歯切れ」は〈1〉よりも〈2〉の意味で使われることが多い。が、原義はタクアンなどをかじる時のサクサク、ポリポリ感であることを忘れてはなるまい。
的确「歯切れ」一词第二条释义使用的频率比第一条多,但是,我们也不能忘记其原意:即咀嚼腌萝卜时咔嚓咔嚓、清脆爽口的感觉。
加齢に伴い、べったら漬けにも歯が立たず歯ぎしりした時期を経て、 入れ歯だらけの今は再び好物の歯切れ良さを楽しめる。ありがたいことである。(永井一顕)
随着年龄的增长,经历过连曝腌咸萝卜也咬不动的恼人时期,如今镶上满口假牙,再次体会喜爱食物清脆的口感,真是令人感激啊。(永井一顕)
簡単べったら漬け
简易曝腌萝卜
■材料4人分 大根500グラム、砂糖100グラム、塩大さじ1と2分の1、酢大さじ1と2分の1
■4人份材料 白萝卜500克、砂糖100克、盐1.5大匙、醋1.5大匙
■作り方 《1》大根は皮をむき、太さにあわせて、縦へ二つ~四つに切る。 《2》ボウルに砂糖と塩を合わせ、酢を加えて混ぜる。 《3》大根がちょうど入る深めの保存容器を用意する。 《4》〈3〉に〈2〉を入れ、〈1〉の大根にとろりとした〈2〉をまぶしつけ、そのまま漬け込む。この時点で汁はほとんどないが、半日くらいでどんどん水分が出てくる。 《5》途中で大根を返しつつ、2日程漬ける。厚めに切っていただく。
■制作方法 《1》将萝卜去皮后,根据其粗细,竖切成2-4块。 《2》将砂糖和盐放在大碗中混合,然后加入醋。 《3》准备一个能正好将萝卜放入的容器。 《4》将〈2〉倒入〈3〉中,将〈1〉中的萝卜放入浓稠的〈2〉中充分蘸满、腌制。此时容器中几乎没有汁水,腌制半天左右水分就会出来。 《5》中途不时将萝卜翻面,腌制两天左右。切成大块即可食用。
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